研究開発の手段と目的についていつも悩みます

まあ一応は研究開発に取り組む自分としては、社会に有益な成果を出すべく努力したいわけです。となると社会の問題を解決する必要がありますが、自分は学校という場にいるので問題の現場ではなく、自身で解決すべき課題を持つことがありません。もちろん学校なので教育や運営などでは課題が山積みではありますが。
とすると研究開発についてはどうしても手段や手法や理論などを志向することになり、直接的な目的となる問題解決に進むには、共同研究などでの連携が不可欠になります。と言うことで悪戦苦闘の中で何とか医工連携を目指したりものづくりの共同研究を進めているのですが、いつも大きな戸惑いの中で活動しています。
研究開発においては、手段があってこそ目的が達成できるわけですが、結果的な成果となるのは飽くまで解決した目的であって手段ではありません。つまり本質的な目的を持てない立場にいる自分がどうして研究開発を有意義に進めるか本当に悩んでいます。確かに色々な期待を受けて外部との連携活動は多数進めてます。
でも何だか数ばかり多くて結局は現場での問題解決のお手伝いをしているだけで、自分自身の成果や業績になってないなと思うのです。だって手段は過程であって期待は目的にあるわけですからね。なので研究開発で論文発表を目指すことはそれは意味が分かるのです。本当は自分もその方向に進むべきだとは思うのですけど。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す